宝彩有菜の「宇宙の詩」   

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 【010】 揺れながら  




人生も、苦しい時があったり、辛い時期があったりします。
マインドは、責任感が旺盛ですから、
人生が苦しいのは、自分が悪いと思いがちです。
人生が辛いのは自分に咎があると考えがちです。

また、人生は、楽しい時も、嬉しい時期もあります。
マインドは、うぬぼれが強いですから、
人生が楽しいのは、自分のせいだと思います。
人生が嬉しい時は、自分の働きのおかげだと思います。

確かにそうかもしれませんが、
夏が来たり、秋が来たり、冬が来たり、春が来るのは、
マインドのせいでも、働きでもありません。
大自然の恵みです。運航です。波です。揺れです。
すべて、宇宙の大きな揺れ動きから、人生の揺れ動きまで、
マインドが、考えて、それをコントロールしているわけではありません。

宇宙も、地球も、天候も、人間も、マインド自身も、その揺れの中にいるだけです。
そして、どんな揺れも、とどまってはいません。
一瞬たりとも、止まっていません。
常に動いています。常に揺れています。
であるなら、それを楽しみましょう。
その時、その時を、楽しみましょう。
冬なら冬を楽しみましょう。
春が来たら、春を楽しみましょう。
夏は夏、秋には秋を楽しみましょう。

同じように、苦しい時も、辛い時も、
それは、今はそのような時期なのだと、それを楽しみましょう。
楽しい時も、嬉しい時も、
それは、今はそのような時期なのだと、それを楽しみましょう。

これが、たぶん、この揺れている宇宙で、
常に、幸せに楽しく生きるコツです。

宝彩有菜
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© Alina Hosai  ,2009,2010 (All right reserved )

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