はじめに

こんにちは、宝彩有菜です。
宝彩有菜のホームページに、この『イエスの愛と死』のサイトを作りました。

私はイエスの残した言葉が好きで、『続　気楽なさとり方』（日本教文社刊）や、『天の鳥が先に行く』（キンドル出版）などで、私なりに様々な言葉を取りあげています。聖書などにある、あとから付け加えられて編集句等を除いて、真にイエスが言った言葉だけを取り上げるみると、イエスと言う人は、とても優しくて、お釈迦様などと同じように、悟った人だということが見えてきます。

しかし、その愛に溢れた優しいイエスが、ユダという人の裏切りによって磔（はりつけ）になった死んだという事は、昔からどうも納得がいかない出来事でした。何か本当の事情はそうではないのではないかという気がずっとをしていたわけです。そして、そのもやもやを持ったまま、更にイエスの言葉についての解釈をしていくのも、だんだん変な感じになってきました。避けて通れないことになってきました。そこで磔の事件の真相に私なりに迫ってみたわけです。

そして、あれこれ資料を集めたり、推理のした末に、一本の筋道が見えた時に、それまで、やはり意味不明だったイエスにかかわる小さなエピソードや出来事、言動も、すべて1つの結末につながっていきました。

その私が気がついた真相は、『イエスの愛と死』に詳しく書いていますので、そちらに譲りますが、あまりに、今までの解釈と違う、衝撃的な事なので、表現の方法を小説よりさらにファンタジーの要素のある戯曲という形にして、まとめてみました。なるべく、大道具、小道具の少ない、シェークスピアの劇のような感じです。その戯曲を、 10年後ぐらいには、公演できたら嬉しいと思っています。

ユダがイエスを裏切ったということを信じている多くの人は、連想でユダヤ民族をも嫌っている可能性が高いです。この私の『イエスの愛と死』によって、それらの誤解や、ユダヤ民族に対する嫌悪感等が少しでもなくなることになればと期待もしています。

また何より、この真相の話によって、イエスの愛がどれだけ大きかったかを、改めて理解して頂けると思います。私はキリスト教徒ではありませんし、どのような神の存在も信じませんが、私は、人間イエスが大好きなので、このような真相を発見できて、私自身の喉のつかえが取れたようにすっきりとして、そして、とてもうれしく思っています。

その『イエスの愛と死』の戯曲を、１０年後に公演しようではないかというサイトを立ち上げました。ご興味のある方はご覧ください。長大な計画ですが、公演にご賛同の方も募っております。賛同者に何も義務はありませんが、単にご賛同していただき、「イイね」と言っていただくことによって、当方の計画推進の励みにしたいと思っております。よろしくご声援くださいますようお願いいたします。

宝彩有菜