『イエスの愛と死』内容紹介

　最近出土した、『トマスの福音書』や『マリアの福音書』などを読むと、
従来の聖書の福音書には書かれていないことが書かれています。

　それらを読むと、イエスが神だというのは後の人が考えたことだと思います。
それと同じように、多分、ユダが裏切ったという話も後から考えられたことなのだろうと思います。

　では、誰がそのように考えたのか、実際、本当はどうであったのか、
そもそもなぜイエスは磔になったのか、私は長年ずっとそれが疑問でした。昔から心に引っかかっていたのです。
　これは、その自分なりの解答です。『イエスの愛と死』と題して戯曲の形にしました。
　
　宝彩有菜
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献辞：近年発見された『マリアの福音書』の、マグダラのマリアに捧げる。

第１幕
＜第１場＞　イエスとその弟子達
＜第２場＞　エルサレムの昼の街路
＜第３幕＞　人間に喰われるライオンの話
＜第４場＞　ユダとペテロの話

第２幕
＜第１場＞　ローマ総督ピラトの館
＜第２場＞　各派の党首集合
＜第３場＞　総督ピラトの訓告
＜第４場＞　カヤパの秘密の提案
＜第５場＞　総督ピラトの独り言

第３幕
＜第１場＞　パンを配った奇跡
＜第２場＞　ユダの説教
＜第３場＞　イエスとマリアの会話
＜第４場＞　ローマ軍のオフィス
＜第５場＞　弟子の質問
＜第６場＞　バラバの牢獄

第４幕
＜第１場＞　イエス塾、服を脱ぐ話
＜第２場＞　ピラト邸
＜第３場＞　あなたのおられる場所は、そして愛とは
＜第４場＞　身代わりは誰？
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